椿姫「ラ・トラヴィアータ」3幕
まもなく死を迎えるヴィオレッタに最後の喜びが!!!
前回までのお話↓↓↓
https://mino-opera.com/traviata /
とうとう3幕!クライマックスです
パリで召使のアンニーナと孤独に暮らしています
自分の命がまもなく尽きることを察しているヴィオレッタ
友人の医師が来てくれる時間が慰め
励ます医師に対して
私の事をお忘れにならないで
いかがでしょう先生
結核でもう長くないだろう
外から聞こえるパリのカーニバルの大騒ぎの声を聴きながら
残り少ないお金を貧しい人に持っていくように言うヴィオレッタ
手元にいくらも残りません
もう私にはそれで充分なのよ
独りになったヴィオレッタは1通の手紙を取りだす
彼は貴女に許しを求めに貴女の元に戻るでしょう。私も参ります。
ご自愛ください
ジョルジョ・ジェルモン
もう遅いわ!!!
待っても待ってもやってこない
あ~なんて変わりようなの
希望なんてないわ・・・
ソプラノの有名なアリア(独唱)最高のソプラノ歌手エディタ・グルベローヴァ
外から聞こえるカーニバルの歌を聴きながらヴィオレッタは苦しみに悶えます
そこへアンニーナが慌てて戻ってきます
落ち着いてくださると約束してください
喜びが・・今・・突然!!!
喜びですって!!あの人なのね!!!
<アルフレードとの再会>
僕のヴィオレッタ!
私のアルフレード!
二人の感動の再会です!!!
僕が悪かった
君なしでは生きていけない!
必ず戻ってきてくれると信じていたわ!
ヴィオレッタに許しを請うアルフレード
悪いのは私だというヴィオレッタ
ここで有名な2重唱「パリを離れて」を歌います
~大切な人よ、どんな人も、悪魔さえも決して二人を話すことはできない
愛しい人よ、パリを離れよう、そして2人で生きていこう
過ぎ去った苦しみは報われるだろう~
ディアナ・ダムラウとファン・ディエゴ・フローレス 今最高に人気のあるお二人
もう・・書いているだけで涙が・・・・
ヤチミノもヴィオレッタ歌ってるからね~~~
大好きな演目だよ
喜びの中ヴィオレッタは教会に行きたがります
が・・・彼女の病状はかなり悪化していて
立ち上がるも、がっくりと倒れかかります
彼女の病状に驚きを隠せないアルフレード・・・
これが私の病気なのよ‥でも・・大丈夫
ほら・・・・笑っているでしょう
なんと酷い運命なんだ!
ヴィオレッタはそれでも教会に行こうとしますが、服を着る力もなく
叫びます
~ああ神様!こんなに若くして死ぬなんて!
あれほど苦しんだのに
苦痛の涙をぬぐうものが死だなんて!!~
それに対してアルフレードは
~君の涙は僕の涙としなければならない
信じてくれ!前にもまして固く結ばれなければならないのだ
きみの苦しみは僕の命を奪ってしまう~
そこへ・・・
ああ!ヴィオレッタ!
ジェルモンも到着です
私をお忘れではなかったのですね
ヴィオレッタは引き出しから自分の肖像画のロケットを取り出し
アルフレードに伝えます
愛するあなた、思い出してねこんなに愛した女の事を
もしあなたに心をささげる乙女が現れたら
一緒になってね
その方に私の肖像画を渡して、天国からの贈り物と・・・
それはなかなか難しいのでは・・・・💦
(心の声)
そんな事言わないでおくれ
君は生きるのだ!
僕から君を引きはがすことはできない!
わしが悪かった・・・・
みんなが見守る中ヴィオレッタに異変が起こります
不思議だわ・・・
3度目の不思議だわ・・ですね
ヴィオレッタはいきいきして立ち上がったのです
みな驚きます
苦しみが消えてしまったの
ああ!きっと生き返ったのよ!!
ああ・・・・!!!嬉しい・・・・!!!
そしてヴィオレッタは息絶えてしまいました
これで椿姫「ラ・トラヴィアータ」~道を踏み外した女~のお話はおしまいです
なんて悲しいラストなんでしょう・・・
何度もヴィオレッタを演じましたが
何度でも歌いたいオペラです
このサイトではわかりやすくかなり大まかになっていますが
深く読み込んでいくととても奥が深いんですよ
オペラビギナーの方は音楽の美しさを堪能するだけでも
楽しめるかも
是非興味を持っていただけたら嬉しいにゃ
自分なりの楽しみ方でよいんですよ
人と同じでなくていいんです!
そうです♡自分的推し歌手をみつけても楽しい♡
演出家によって解釈が違うからいろんなパターンもあるし
日本人歌手も頑張っています!
もちろんヤチミノも☆
また次回もお楽しみに~~~~♡
LOVE♡オペラ